僕が新入社員の頃から優しく面倒を見てくれた尊敬する上司。お金が無かった僕を、自宅に招いてよくご飯を食べさせてくれた。その頃から僕は、上司の奥さんである寧々さんに憧れを抱いていた。そして今日、僕は久しぶりに食事会に招かれた。寧々さんに会えるのが楽しみだったが、物凄い勢いで台風が接近していた。電車が止まり残業で会社に残っていた上司が帰れない夜、ビショビショに濡れた寧々さんと二人きりになって…。