愛する夫と○かった息子・秀樹を残し、東京で一人芸能の仕事に勤しんでいた杏奈。しかし杏奈も五十路を迎え華やかな芸能の一線を退き、家族と残りの人生を生きていく事を決意した。帰ってきた母との暮らしに秀樹は嬉しさを弾けさせていたのだが…。ある日、東京時代に関係を持っていた事務所の社長が杏奈の元を訪れる。「お前にはスポットライトが当たる場所が合っている」と言われ心揺れ動き、さらにその変化を息子に悟られ…。