本作のモチーフとなった「アデル、ブルーは熱い色」は同性愛がテーマの一つであるが、ヘンリー塚本もまた同性愛…レズビアンを題材にしたシリーズを制作している。その「ネコとタチ」シリーズ作である本作は、春原未来とみおり舞の二人を主役に据え、他社では有り得ない濃厚なレズビアンの世界を描き出すことに成功している。